エアコンの処分以外に、よくご相談を頂くのが不要になったブラウン管テレビです。昨年の7月、アナログ放送が終了して地上波は全てデジタル方式に移行となりました。しかし、処分に困ったまま、いまだに家庭の物置や倉庫に眠ったままになっているブラウン管テレビは相当多いものと思われます。小売店やメーカーの回収率も排出量全体の概ね2/3程度と言われておりますが、実際はもう少し少ないでしょう。廃品回収業者に引き渡したり、消費者の皆さんも知恵を使っておりますから。
そして、回収されたものの多くはフィリピンやマレーシアなど、アジアの発展途上国へ輸出されております。ちなみに、モニターが21インチ以上のものはパソコンもテレビも海外では不人気の為、回収業者もあまり好んでは集めたがらないようです。エアコン専門の当店も当然のことながら、扱っておりません。もの一つを捨てるにも今はお金がかかる時代です。売れるものは中古品として売る、価値の無いごみはいかにして処分費用を浮かせるか。知っていると、知らないとでは大きな違いです。